臨床心理士によるグループスーパービジョン講座を開催。個人スーパービジョン・ケースコンサルテーション・教育分析も行なっています。

ご予約は、センターからのメール 返信をもって確定となります

書籍紹介

著者別書籍

鍋田 恭孝

  • 『悩む子どもを育てる親 
    子どもの才能を伸ばす親』
     鍋田恭孝 著
    • >『悩む子どもを育てる親 <>子どもの才能を伸ばす親』 鍋田恭孝 著
      日本評論社
      ISBN978-4-535-56367-4
      ¥2,000+税 〔Amazonで購入〕
    • 少子化・少数家族化のため、子どもの多くはほとんどを母親との関係性で幼児期を過ごします。習い事も親が決めます。今では、思春期以降或いは一生、親の影響が強く子どもに反映する時代になりました。つまり、子どもの一生が親の育て方で決まる時代になったのです。そのため、親の育て方に問題があると、誰にも修正されませんから、その問題を終生抱え込みます。人間には全て欠点があるものです。親にもありますが、それを修正する人が家族内にいないのです。親の問題が直接に子どもに影響してしまいます。とくに、臨床で強く思うのは、親は「子どものため」と思ってしていることが子どもにマイナスになるような育て方です。「知らぬ間に悩む子供を育てる親」となります。一方で、スポーツを中心に思春期の子どもたちの活躍は目を見張るものがあります。しかも、彼らは伸びやかで心も健やかに育っています。そうです、心が健やかに育つのには、ある条件が必要なのです。本書では、悩む子どもを育ててしまう親の態度、健やかで健康な子どもが育つための親の対応の必要条件、そして、才能を伸ばすためのある種の条件について具体例を挙げながら、わかりやすく述べてあります。子育て中の親はもちろんのこと、自分はどのように育てられたのかということを見直すため大人になった方にも参考になる内容となっています。また、教育者や臨床家にも極めて示唆になる内容が豊富に述べられています。
      子どもの人生は親の育て方で決まる時代になりました。望ましい育て方を知っておくことは絶対に必要なことです。
  • 『実践心理療法-治療に役立つ
    統合的・症状別アプローチ-』 
    鍋田恭孝 著
    • >『実践心理療法-治療に役立つ統合的・症状別アプローチ-』 鍋田恭孝 著
      金剛出版
      SBN978-4-7724-1514-9
      ¥4,200+税 〔Amazonで購入〕
    • 臨床の現場から最も効果的で実践的な治療アプローチを提案するものである。臨床ベースから諸療法を統合・折衷させながら、クライエントへの実効的な治療の視座と手法を再構成した本書は、クライエントの悩みのメカニズムを仔細に分析し、各病態に対し筆者独自のセラピー手法を提示した。
      多様化する病理に対し、プロとして、ここまでは知って欲しい内容を包括的にまとめた書となっている。あくまで治療現場から「ボトムアップ式」にまとめる事に徹した治療を目指す「実践家のための実践書」となっている。
  • 『子どものまま中年化する若者たち』 鍋田恭孝 著
    • >『子どものまま中年化する若者たち』 鍋田恭孝 著
      幻灯社
      ISBN978-4-344-98387-8b
      ¥800+税 〔Amazonで購入〕
    • 近年の若者のエネルギー低下が臨床の場面でも目立ち始めていると言う。理想を追い求めながらも目的を達成するための努力は面倒といった若者が増えている。方向性を失い、理想を失い、小さくまとまろうとし始めている。そのことが臨床では葛藤が希薄になり、自分にこもる子が増えることに影響していると著者は考えている。
      そんな子どもの心のまま人生をあきらめてしまった中年のように生きる若者達。群れで生きるように進化してきた生き方が変化し始め、家族だけや一人で生きるようになった現代の若者の心の風景を描いている。
  • 『10歳までの子を持つ親が
    知っておきたいこと』 
    鍋田恭孝 著
    • >『10歳までの子を持つ親が知っておきたいこと』 鍋田恭孝 著
      講談社
      ISBN978-4-06-259717-3
      ¥1,300+税 〔Amazonで購入〕
    • 思春期に悩みはじめると立ち直りに時間がかかる。うつ病とともに、思春期臨床を専門領域にしてきた著者が、思春期に悩み始める子どもの親の育て方には特徴があることから、逆に思春期を健康に生きられる子どもを育てるヒントを具体的に示したものである。
      特に、学童期こそが人の生き方を決めるという考えが示されている。子どもに携わる教育者や臨床家にも参考になる内容になっている。
  • 『うつ病がよくわかる本』
     鍋田恭孝 著
    • >『うつ病がよくわかる本』 鍋田恭孝 著
      日本評論社
      ISBN978-4535983571
      ¥2,800+税 〔Amazonで購入〕
    • 本書は、病理編と治療編に分かれている。病理編では、具体例を示しながら、どのように考えて、如何に診断するかを明確にしている。また、うつ病発症のメカニズムを様々な理論を検討して明確にしている。治療編では、特に精神療法に力を注いで書かれている。特に著者の提唱する3-stepアプローチは、今後のうつ病ばかりではなく、精神療法の道筋を示しているとも言えよう。また、「現代型うつ病」「子どものうつ病」「光トポグラフィー」などの最新のテーマも論じられている。
  • 『身体醜形障害 
    なぜ美醜にとらわれてしまうのか』
     鍋田恭孝 著
    • >『身体醜形障害 なぜ美醜にとらわれてしまうのか』 鍋田恭孝 著
      講談社
      ISBN978-4-06-259700-5
      ¥1,400+税 〔Amazonで購入〕
    • 著者の今までの臨床経験から容姿の美醜にとれわれる心理と、それが何故病的なもになるのか、病理を考えることにより何が見てくるのかがまとめられています。
      身体醜形障害(醜形恐怖症とよばれていた)治療の第一人者として、その治療過程や治療におけるポイントについて述べることにより、その悩みを抱える方々にはその本質を理解する一助に。また臨床家の方々にとってはその病理を理解し臨床に役立てる指南書となるでしょう。
  • 『思春期臨床の考え方・すすめ方』 鍋田恭孝 編・著
    • >『思春期臨床の考え方・すすめ方』 鍋田恭孝 編・著
      金剛出版
      ISBN978-4-7724-0958-2
      ¥3,800+税 〔Amazonで購入〕
    • 思春期にみられる様々な病理についての基礎理論と治療的アプローチを16名の経験豊かな臨床家が解説しています。その他思春期うつ病、発達障害、身体醜形 恐怖、解離性障害等の新たな問題に触れ、さらに自傷、自殺などの行動化の問題にも考察を加えました。医師、心理職を問わず臨床現場に役立つ1冊です。
  • 『変わりゆく思春期の心理と病理』 鍋田恭孝 著
    • >『変わりゆく思春期の心理と病理』 鍋田恭孝 著
      日本評論社
      ISBN978-535-56251-6
      ¥2,500+税 〔Amazonで購入〕
    • 臨床医として思春期の子ども達と出会う中で、近年はそのこころの在り様が変化してきている、という著者が、その変化の原因や苦しみを理解する手がかりを示 し、従来のカウンセリングや精神療法では対応できにくい子ども達へのアプローチについてわかりやすく解説しています。
  • 『対人恐怖・醜形恐怖』
     鍋田恭孝 著
    • >『対人恐怖・醜形恐怖』 鍋田恭孝 著
      金剛出版
      ISBN4-7724-0563-1
      ¥4,000+税 〔Amazonで購入〕
    • 視線恐怖,表情恐怖,対人緊張など、わが国に多い対人恐怖・醜形恐怖についてその本質や治療法などを具体的に論述した待望の書です。特にこれまで掘り下げ られることのなかった、治療について論述されていると共に、わが国の文化面との関係も述べられており、対人恐怖的心性や、独特のナルチシズムの問題が深め られています。
  • 『心理療法を学ぶ
    ―基礎理論から臨床まで』 
    霜山徳爾 監修 鍋田恭孝 編
    • >『心理療法を学ぶ ―基礎理論から臨床まで』 霜山徳爾 監修 鍋田恭孝 編
      有斐閣
      ISBN4-641-18191-8
      ¥2,100+税 〔Amazonで購入〕
    • 心理臨床に関する主要な学派:精神分析・ユング心理学・カウンセリングの理論的枠組みや、その意味を明確にしつつまた、各々のアプローチが実際の臨床場面でどのようにいかされ治療に役立てられているかを具体的に分かり易く解説しました。 初めて心理臨床を学ぼうとする方にとっては入門書として、何らかの理論に添って臨床に携わっている方には実践に役立つ書として利用していただけるような内容です。 理論編・臨床編・更に思春期の子どもたちへのアプローチ編という構成になっています。
  • 『心理療法の
    できることできないこと』 
    鍋田恭孝 福島哲夫 編・著
    • >『心理療法のできることできないこと』 鍋田恭孝 福島哲夫 編・著
      日本評論社
      ISBN4-535-56080-3
      ¥1,800+税 〔Amazonで購入〕
    • 現在、さまざまな流派による心理療法が行われていますが、それらは万能ではありません。本書ではフロイト派・ユング派・ロジャース派各々の得手、不得手、 向き、不向きを述べながら、各々の治療法の意図するところや、目指しているものが何であるかをふまえた上で、どのように治療に役立てるかを分かり易く解説 しています。
      また、悩みの内容によってもできること・できないことが異なることを解説すると同時に特殊な領域として、産業メンタルヘルス、スクールカウンセリングの領域についても述べています。
  • 『母と子・思春期・家族』
     霜山徳爾 監修 鍋田恭孝 編
    • >『母と子・思春期・家族』 霜山徳爾 監修 鍋田恭孝 編
      金剛出版
      ISBN4-7724-0582-8
      ¥3,400+税 〔Amazonで購入〕
    • 毎年2月に開催しております当センター主催の講演会「思春期と家族」の中から特に反響のあった講演を集めたものです。家族を含めて子どもたちを取り巻く環境の変化が彼等にどのような影響を与えているのか、その結果どういう問題が生じるのかを第一線の専門家の目を通して語られています。
      同じような問題を抱えた方々にも解決の一助になるものと思います。話し言葉ですので、大変分かり易い内容になっています。

林 もも子

  • 『精神分析再考―アタッチメント理論とクライエント中心療法の経験から』
     林 もも子 著
    • >『精神分析再考―アタッチメント理論とクライエント中心療法の経験から』 林 もも子 著
      みすず書房
      ISBN978-4622085324
      ¥3,600+税 〔Amazonで購入〕
    • 精神分析学の中で古くなった男性中心主義や非科学的な知見を整理し、現代にも通用する人格理論や防衛機制や転移などの概念に焦点をあてて論じた。アタッチメント理論とクライエント中心療法の背景から精神分析学の臨床の学としての有効性を再検討し、食わず嫌いの人たちや部分から全体を否定する人々に精神分析学の有効性と可能性を語りかけ、これから精神分析を学ぶ人にその入り口を指し示そうとする書である。
  • 『思春期とアタッチメント』
     林 もも子 著
    • >『思春期とアタッチメント』 林 もも子 著
      みすず書房
      ISBN978-4622085324
      ¥3,200+税 〔Amazonで購入〕
    • アタッチメッント概念を母子関係の枠を越えて、人間理解に用いるには?
      本書はアタッチメント・スタイル・インタビュー(ASI)の研究者であり臨床家でもある著者が心理臨床への応用を論じたものです。
      アタッチメント理論を分かりやすく解説するとともに、思春期理解の方法論を鮮やかに論じています。