統合的心理療法を学ぶ意義
現在、日本の心理臨床家の約70%が、自らの臨床スタイルを「折衷的である」と認識しています。これは欧米各国と比べてもかなり高い比率となっていますが、大学や大学院において「折衷的心理療法」や「統合的心理療法」の科目や実践法を教えているところはほとんどありません。これはともすれば「何となくいきあたりばったりでやっている」とか「自分がやっている何々療法というには自信も経験も不足していて」ということにもなりかねない状況です。
このような現状においては、日本の心理臨床家や心の専門家は、現在日本で実践されている主要ないくつかの心理療法各学派の根底にあるエッセンスを理解し、さらに一定の視点や理論を持ってそれぞれの理論・技法を柔軟に取り入れる統合的心理療法の考え方を持つことが必要となります。
◎理論・実践コースでは
精神分析・分析心理学・カウンセリング・家族療法等の第一線の専門家によって心理療法・精神医学の基本的枠組みを学んだ後、心理の見立て・家族の見立て・発達状況の見立て・問題を生じた状況の見立て・面接での態度やコミュニケーションの様子などから正確な見立てをする能力を養い、また主要な病態への対応を学びます。
◎専門家トレーニングコースでは
精神分析的精神療法・分析心理学・クライエント中心療法・認知行動療法・心理教育を中心とした心理療法等の長所、短所を理解し実践に生かす統合的心理療法とはどのようなアプローチなのかを学びます(木曜日夜)。
並行して実際のケースを通して様々な学派の講師による見立てと事例検討会を行います(日曜日)。
その他専門性を高めるための各種集中講座も開講しています。
◎心理臨床の力量アップを目指して
専門性にさらに磨きをかけたい方はもちろん、大学や大学院は出たけれど、現場でうまくやっていく自信がない。あるいは現場で数年間やってきたが、気がつくと専門性が停滞してしまっていると感じている方にも役立つ教育内容です。
◎「研修修了証明書」 の発行
専門家トレーニングコース及び集中研修セミナーでは、 臨床心理士資格認定協会の 「定例型研修会」 として申請をしています。 講座修了時には 「研修修了証明書」 を発行致します。
また条件を満たす研修会は随時申請をする予定です。
○詳しくは教育講座一覧、受講のプロセスと特典、講師陣などのページをごらんください。
○お申し込みはウェブサイトの受講申込フォームにてお願いいたします。定員に達し次第締め切らせていただきますので、お早めにお申し込み下さい。


